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自治体の全庁でのkintone化を進める前に必要な庁内の確認事項リスト

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「Excelで管理している業務をkintone化したい」
「kintoneで業務改善したいけれど、庁内で何を確認しておけばよいのかわからない」
「各部署からkintone化の相談を受けるための確認項目を整理したい」

自治体でkintoneの活用が広がるにつれて、このような悩みを抱えるDX推進部署や情報政策担当者も増えています。

kintoneは、業務に合わせてアプリを作成できるため、自治体のさまざまな業務に活用できます。

一方で、いきなりアプリを作り始めると、次のような問題が起こる可能性があります。

  • 本来の業務目的が整理されていない
  • 必要なライセンス数がわからない
  • 個人情報を扱ってよいのかわからない
  • LGWAN環境からどのように利用するのか決まっていない
  • プラグインが必要になり、後から設計変更が発生する
  • 誰がテスト・承認するのか決まっていない
  • リリース時期に間に合わない

そこで重要になるのが、kintone化する前に庁内で確認事項を整理しておくことです。

本記事では、自治体が業務をkintone化する際に確認しておきたい項目を次の観点から整理します。

  1. 担当部署・庁内体制
  2. 申請の目的を確認
  3. ライセンス数
  4. 対象業務
  5. スケジュール

自治体のDX推進部署が、各部署からkintone化の相談を受ける際のチェックリストとしても活用できます。


kintone化の前に庁内で共有するべきこと

自治体のkintone活用では、業務主管課だけでアプリを作るのではなく、DX推進部署や情報政策担当部署などが相談窓口となるケースがあります。

実際に自治体の庁内伴走支援では、庁内からの相談対応、ライセンス付与、基本操作の説明、LGWAN対応などをDX部署が担う例があります。
また、kintone化の相談を正式な依頼にする前に、DX部署が「そもそも何が課題なのか」を一緒に整理することも重要です。

そのためには、最初からアプリの細かな設計を聞くのではなく、「誰が、何の業務で、どのような課題を抱えていて、何をkintone化したいのか」を確認できる様式を用意しておくと、庁内でのkintone化を進めやすくなります。


kintone化する際に必要な庁内の確認事項リスト

ここからは、kintone化を検討する際に確認しておきたい項目を紹介します。

1.担当部署・担当者を確認する

まず確認したいのが、誰がその業務を担当しているのかです。

最低限、次の項目を確認しておきましょう。

確認項目確認する内容
担当部署kintone化する業務の主管課
所属部・課・係など
設定の主担当kintoneの設定を担当する職員
副担当主担当を補助する職員
(複数の目でチェックできるため)
担当者の内線番号庁内での連絡先
連絡事項その他、事前に共有しておきたい事項

特に重要なのが、副担当も決めておくことで、担当者が異動した場合にも引き継ぎやすくなります。


2.kintone化に必要な庁内申請の「目的」を確認する

自治体によっては、kintoneを利用する際にDX推進部署などへの申請・報告が必要になります。

例えば、次のような項目を用意します。

  • 部署として初めてkintoneを利用する
  • kintoneの追加ライセンスが必要
  • アプリ作成の報告
  • 大規模な業務管理システムとして検討のため
  • スペースを新たに作成するのか
  • DX推進部署への事前相談が必要なのか

3.追加ライセンス数を確認する

2の設問でライセンス追加の希望の場合は、ライセンス数も確認しましょう。

  • kintoneの追加ライセンス数
  • フォームブリッジの追加ユーザー数
  • kViewerの追加ユーザー数
  • moconaviなど関連サービスの追加ユーザー数


4.対象業務を整理する

次に確認するのは、「対象業務」です。

次の項目まで整理しておきましょう。

業務に関すること備考
事業名正式な事業名
根拠となる法律・条例・省令・通知・要綱
事業の目的
現在の業務フロー
現在のデータ使用しているExcel・メールでのやり取り
根拠にある様式・手作業で行っている集計
対象者・対象数・処理回数手続きの対象者・対象団体等・対象数
年間の処理回数・問い合わせ件数
登録するデータ件数
現在どれくらい時間がかかっているかそれぞれの項目で算出の目安をつくりましょう。
・Excelの作成 Excelの送付
・回答の受領 回答内容の確認
・疑義照会 別Excelへの転記 集計
・帳票作成 メール送付
同じデータを管理してる他部署の有無
アプリ名自治体の命名規則にそって行う
具体的な開発内容・Excelからの移行
・庁内の調査・照会・問い合わせ管理
・市民・事業者からの問い合わせ管理
・市民・事業者からの申請受付
・オンラインフォーム
・帳票出力
・グラフ・ダッシュボード
・Webサイトへの情報掲載
・AI活用
・地図との連携
・ガントチャートとの連携
利用する環境インターネット環境・LGWAN環境
kintoneで利用する機能kintoneアプリ・AI機能・プロセス管理・グラフ機能・コメント機能・プッシュ通知・その他の機能
必要なプラグイン・フォームブリッジ
・kViewer
・レポトン
・moconavi
・その他のプラグイン
個人情報を扱うか自治体のルールに沿って確認します。
どの職員が利用するのか(入力する人)
フィールド数・設問数の目安
便利にする工夫
自動返信メールの有無送信するタイミング・件名・本文など
リリース前のチェック体制複数の職員でチェックする体制

5.スケジュールをイメージする

リリース予定日から逆算して、次のスケジュールを検討していきましょう。

  • 設計期間
  • 自習・伴走支援
  • アプリ作成
  • プラグイン設定
  • 動作テスト
  • 修正
  • 再テスト
  • リリース判定
  • 利用開始

様式のサンプルを用意しておこう!

弊社では、自治体への支援の一環で、様式のサンプルをご提供しております。

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